『第三の男』(The Third Man)
「市民ケーン」のジョセフ・コットン主演のサスペンス映画をお楽しみください。
初公開年:1949年
制作国:イギリス
上映時間:105分
Color:モノクロ
製作:キャロル・リード、アレクサンダー・コルダ、デビッド・O・セルズニック
【あらすじ】
第2次大戦直後の廃墟と化したウイーンを舞台にキャロル・リード監督がグレアム・グリーンの世界に挑んだサスペンス映画。親友のハリー(オーソン・ウェルズ)の招きでこの街を訪れた作家マーチンス(ジョゼフ・コットン)は到着早々彼が死んだと知らされる。彼の死には第三の男が立ち会っていたというのだが。心理的に掘り下げられたストーリーのみならず、アカデミー撮影賞に輝いた光と影のカメラ・ワークが素晴らしく、アントン・カラスのチター演奏のサウンド効果と共にこの作品を永遠の名作にしている。まさに映画作りのお手本のような作品。
キャスト
ジョセフ・コットン、オーソン・ウェルズ、アリダ・ヴァリ
トレヴァー・ハワード、バーナード・リー
原作 グレアム・グリーン
脚本 グレアム・グリーン
音楽 アントン・カラス
撮影 ロバート・クラスカー
編集 オズワルド・ハーフェンリクター
監督 キャロル・リード
【あさひ名画座って?】
あさひ名画座企画委員では旭区に映画館が一館もないことから映画を一緒に見て楽しみ、語らう時間を共有する上映会と交流会を組み合わせた「あさひ名画座プロジェクト」を始めました。毎回多くの方にお越しいただき順調に回を重ねることができました。第 15 回目を区切りに名称を「あさひ名画座」と変更致しました。ボランティアで実施しておりますので至らない点も多々あるかと思いますが、これからも皆さまに楽しんでいただけるよう、良質な映画を上映し、映画が好きな人の輪を広げていきたいと思います。今後ともご支援のほど、どうぞよろしくお願い致します。
※サンハート区民企画委員があさひ名画座企画委員に変更になりました。(2022年~)